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コラム

相続登記(不動産の名義変更)のポイントと手続きの流れ(2)

2017.5.17
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前回の記事では、相続登記(不動産の名義変更)の概要、および、相続登記をしないことにより生じる恐れがあるデメリットについて解説しました。相続登記をしないことでさまざまなトラブルが発生する可能性が高くなることがご理解頂けたと思います。相続登記はできるだけ早く行うことが望ましいのです。

では実際には相続登記は、どのような流れで行うのでしょうか。順を追ってみていきましょう。

相続登記の流れ

相続登記をするには、不動産の所在地を管轄する法務局で行います。また、相続登記には以下のものが必要になります。

(1)被相続人に関係する書類

被相続人出生から死亡までの連続した戸籍謄本などが必要になります。これは相続税申告書の添付書類としても必要になるものです。このほかに、被相続人の住民票の除票が必要になります。

これは転籍や婚姻がある場合には、転籍前や婚姻前の本籍地で除籍謄本などを取得しなければならず、どこの市役所に行けばよいのか調べるのが大変であったり、本籍地が遠方であったりする場合には手間がかかります。

(2)相続人に関係する書類

相続人”全員”の戸籍謄本、住民票、印鑑証明書、実印のほか遺産分割協議書、相続登記をする不動産の登記簿謄本、固定資産評価証明書が必要になります。相続人全員分の戸籍謄本などを集めるのは、相続人が多い場合には手間と時間がかかります。

(3)手続き時に必要なもの

登録免許税として、固定資産税評価額の0.4%が必要になります。

相続登記のまとめ

相続時における相続登記は、さまざまなトラブルを防止するために、速やかに行いたいものです。

しかし、相続時の気分が沈みがちな中でさまざまな雑務が発生することが予想される中、手間と時間をかけて相続登記を個人で行うのは大変な作業です。必要書類も多いので、必要書類を把握してそろえる手間と時間を考えると、司法書士などの専門家に依頼するなどの方法をとることがよいのではないでしょうか。

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