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コラム

土地の値段の調べ方は?~相続税路線価について(2)

2016.5.19
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前回の記事では土地の値段はよく「一物四価(いちぶつよんか)」といわれ、状況に応じて異なる値段の算出方法があることをお伝えしました。

簡単なおさらいも兼ね、4つの土地の値段の算出方法の概要を記載します。

(1)時価(実勢価格):実勢価格とは、実際の取引が行われる価格です。不動産取引の世界においての「時価」を指します。

(2)公示価格:国土交通省が公示する公的価格のことです。公示地価ともいいます。

(3)相続税路線価:相続税や贈与税の算出基準となる価格です。

(4)固定資産税評価額:固定資産額の計算において、基準額となる算出方法です。

さて、相続税や贈与税の金額を算出する際には上述のとおり「相続税路線価」が使われます。以下に、相続税路線価の確認の仕方と調べる際の注意点をご紹介します。

相続税路線価を調べるときの注意点

路線価2

相続税路線価を調べる際の注意点です。

相続税路線価を調べるには、まず行政機関に赴いて、路線価図を確認するところから始まります。路線価図は行政機関に足を延ばすほか、インターネットでも確認することができます。

※参考→財産評価基準書路線価図・評価倍率表

次に路線価に土地の面積を掛けることになりますが、ここでひとつ注意が必要です。

土地の面積は、実際に測量士による現地調査を踏まえた「実測値」と、登記簿に記載されている「登記簿額」があります。路線価はこのうち、登記簿額を使用することに注意が必要です。

また路線価においても、たとえば二本の路線の交差している箇所の土地(いわゆる角地)は特別な計算方法があり注意が必要です。簡単にご説明すると、二本の路線価額に補正額を掛けて、所定の加算額を加えたうえで1㎡あたりの最終的な路線価を算出します。

このように、相続税路線価と一口にいってもとても複雑なものです。「わかったふり」をせず、専門家に聞くようにしましょう。また、路線価は行政も深く関わっているため、市役所や役場を活用するようにしたいものですね。

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