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コラム

贈与税はどのようなときにかかるの?贈与税の基本知識(1)

2017.1.31
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相続税対策として、生前贈与が有効だという話を聞いたことがある方も多いと思います。贈与税は相続税とセットで考えることが多い税金で、相続税対策になるといっても、たくさんの贈与をすれば今度は贈与税がかかってきます。

贈与税は、普段は意識することが少ない税金ですが、そもそも贈与税とは、どのような税金なのでしょうか。今回は、贈与税の基本的な内容を解説していきます。

贈与税とは

贈与税基本1

贈与税は、生きている個人から財産をもらったときに、もらった人にかかる税金です。死んだ個人から財産をもらった場合は相続税になりますし、法人から財産をもらった場合は所得税がかかることになり、かかる税金が違ってきます。

贈与税がかかるのは、どのようなときか

(1)財産をもらったとき

贈与税は、生きている個人から財産をもらったときにかかるものですので、親から子供にお金をあげると、贈与税の対象になります。それだけでなく、誕生日祝いに車などのプレゼントを贈ったり、恋人にアクセサリーをプレゼントすることも贈与税の対象となるのです。

ただし、扶養義務者間で生活費などの通常必要な範囲内の費用は、贈与税がかかりません。また、香典、祝物、お見舞いなど、社交で必要と認められるものについても贈与税はかかりません

(2)生命保険金を受取ったとき

死亡した人が自分を被保険者として保険料を負担していて、死亡後にその保険料をもらった場合には相続税の対象になりますが、自分で保険料を負担していない生命保険金を受け取った場合には、贈与を受けたとみなされ、贈与税がかかります。

(3)借金を免除してもらったとき

借金を免除してもらったときは、財産を受取ったわけではありませんが、マイナスの財産がなくなるわけですので、贈与を受けたとみなされ、贈与税がかかります。

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「財産をもらったとき」に贈与税がかかることはイメージが付きやすかったかもしれませんが、生命保険金の受取りや借金の免除にも贈与税がかかる、という点は意外に感じられた方も多かったのではないでしょうか?

さて、では実際に贈与税を支払うことになった場合は、どのように対処していけばよいのか、また、「相続税対策」として贈与を考える場合はどうすればよいのか、について疑問に思われる方も多いでしょう。

これらの点について、次回の記事で詳しく解説していきます。

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