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コラム

年末年始にご家族で相続について話をしてみませんか?

2015.12.14
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年末年始は親族が一堂に会することができる数少ないチャンスです。

結婚などで遠方の県に散ってしまった子や兄弟姉妹らもこの時期には実家に戻りひと時を過ごします。

この機会を利用して、ぜひ相続について考えてみることをお勧めしたいのです。

「何もめでたい日に・・」と思うかもしれませんが、盆暮れ正月、これくらいしか事実上集まる機会がないですから貴重な機会を逃してほしくないのです。

相続について無頓着でいると…

一家団らん
あなたに相続が発生するということはその時あなたはもうこの世にいません。

経験者は分かると思いますが、人が死亡した後は手続きや寺院、葬儀屋への手配などでめまぐるしく動いていきます。

また故人の財産調査などをしなければならないので関係者はてんてこまいとなります。

被相続人となり得る者の責任として、遺言書の存在の通知と、ある程度の財産分けの方向性、そしてこれが一番重要ですが「なぜそのような財産分配とするのか」ということを説明しておくことです。

これは相続人となり得る人たちの「納得性」を高めるという重要な役割があります。

納得性を確保できなかったら…

納得性を確保しておかないと、「○○は以前に結婚資金として300万円もらっていたじゃないか。それは特別受益だ。計算をし直す必要がある」

「私は遺留分権利がある。権利を行使するので金○○万円払え。資金を準備できなければ自宅を売って資金を確保しろ」

などと相続人同士が権利行使しあって喧嘩状態になってしまうこともあります。

相続人同士の争いを避けるために

そこで

「○○には結婚資金を渡したが、□□には住宅購入資金を渡したから」、

「妻は年金収入が少ないので多めの現預金を残したいから」

などと理由を説明することで、多少の不利益には口を出しにくくするのです。

血の通った家族ですから納得性があればあえて争いに発展させることは少ないですからね。

遺言書など文字での説明と血の通った会話では納得性を上げる効果に違いが出ます。

「借金」についても正直に話をしましょう

そしてもう一つ、被相続人となる方は「借金」の有無については正直に話してください。

これがされないと相続人となる方が思わぬ大損害を被ることがあります。

「借金は無い」と明確にしておくことで財産調査も楽になりますし、相続の承認、放棄もスムーズに決定できます。

借金がある場合は辛いかもしれませんができれば話しておいた方が良いでしょう。話すのが無理でも遺言書には必ず正確に書き記してください。

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