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コラム

相続税の計算方法を理解しよう(1)

2017.1.13
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相続について考えるとき、相続人法定相続分については、なんとなくわかってきても、実際に計算をするには具体的にどのようにしたらよいのか、わからない場合があります。

相続税の計算は具体的にはどのように行うのか、今回は基本的な考え方をわかりやすく解説したいと思います。

相続税の計算ステップ

相続税の計算をするときには、ステップをおって計算していきますので、ステップごとに解説したいと思います。

計算ステップ

(1)遺産総額

遺産総額は、亡くなった人から相続される遺産の全体の金額です。

相続税を計算する最初のステップは、まず亡くなった人の遺産を調査することからはじめます。事前に相続対策をする場合には、だいたいの遺産総額の予定として調査することになります。

一定時点における所有財産を全て網羅した一覧表である「財産目録」を作成するのもおすすめです。

※財産目録に関する詳細はこちら → 財産目録を作成してみましょう!【参考例あり】

(2)相続税の基礎控除額

次に、相続税の基礎控除額を計算します。

相続税の基礎控除額は、相続税を計算するときに、税率をかける前の金額から引くことができる金額です。法定相続人の人数が多ければ多いほど、基礎控除額も増えるので、相続税は少なくなります。

相続税の基礎控除額に関する詳細はこちら → これだけは覚えておこう!相続税の基礎控除とは?

(3)法定相続分に応じて相続税総額の計算

課税される遺産の金額から、相続税の基礎控除額をひいた金額に、相続をする人の法定相続分に応じた相続税を計算して、それぞれの相続人の相続税を合計して、相続税の総額を算出します。

(4)相続税総額を遺産の割合で按分

法定相続分と、遺言などによる実際の遺産分割の割合は違いますので、(3)で計算した相続税の総額を相続する遺産の割合でで按分します。

(5)相続税の確定

相続する人によって相続税の軽減や加算があるので、これらを考慮して、それぞれの最終的な相続税を計算します。

以上のステップによって、相続税は計算されます。

相続のときに問題となるのは、遺産総額がどのくらいあるのか、誰が、どのように相続するのか、です。これが決まれば、後はステップをおって、相続税の計算をしていくことができます。

次回の記事では、それぞれのステップの注意点をみていきます。

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